妄想日記 その9「うさ耳少女は宝探しに行くそうです。」

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「宝探しをしませんか?」

シスターナナという魔法少女からそうメールが来た。

いきなり宝探しをしよとか言うのだから変な人だよきっと。

 

なんかここ最近魔法少女としての生活がほとんどの気がする。

毎日1時間はスノーホワイトラ・ピュセルと人助けをしているし、休日は誰かしら誘いが来る。

そして今日もこれだ。

一体なぜ僕を誘ったのだろう。

僕は今回ばかりは断ろうと思った。

そうしたら端末から電気妖精が出てきた。

『行かないポン?』

陽気な声でそう話し掛けてきた。

「流石に休みたくてね。」

魔法少女との関りは大事ポン。仲良くしないとだめだポン。』

「いや、それはわかるんだけどな…。」

まぁ、魔法少女と関わって悪いことばかりではないことはわかった。

前回の豆まき大会もなかなか楽しかったし、ピンキーエンジェルズの街案内は結構ためになったし、それになによりスノーホワイトと毎日関われるし。

でも、流石に疲労が半端ないから休みたい。

「今日は疲れているからなぁ…。」

『そんな理由で断るポン?』

「そんな理由ってなぁ…。」

この電気妖精は何もわかっていないようだ。

人間には疲労がたまるとストレスがたまる。

この電気妖精は疲労というものがないからわからないのであろう。

「とにかく今回は断るよ。」

「困るポン。シスターナナも来てほしいって言ってるポン。」

流石にしつこい。

この電気妖精はどうしてこんなにいかせたいのであろう。

「しつこいぞ。」

「あ、そういえばスノーホワイトもくるって行ってたポン。」

「よし。いこう。」

スノーホワイトが来るとなったら話が違う。

『いい返事ポン。それでこそこま兎ポン。』

この電気妖精ともそろそろ1か月の付き合いだ。

多分スノーホワイトより関わっていると思う。

「どうもどうも。」

そう適当に返事をして、僕はシスターナナに『わかりました』と返信する。

そうしたらシスターナナからで電話が来た。

 

『あ、どうも。はじめまして。こま兎です。このたびはお誘いに誘っていただいてありがとうございます。』

『いえいえ。こま兎さんとは関わったことがなかったのでちょうどいいと思いまして。』

綺麗な声だった。

話し方も丁寧で僕が思ってた雰囲気と全く異なっていた。

『これから四角町の駅に来てもらえます?』

『わかりました』

僕はそういい魔法少女に変身し家を出た。

四角駅は家から近いので一瞬でついた。

そしたらスノーホワイトがすでに来ていた。

休日にスノーホワイトに会えるとはなんて幸せなのだろう。

スノーホワイトはこちらに気づいたようだ。

「あ、こまちゃんハロー」

「こんにちはー。」

僕はそう挨拶しスノーホワイトに近づいた。

「あ、もう来てたのですか。待たせてすみません。」

シスターナナだ。

見た目は修道服を着ていていかにも修道女という感じだった。

「いえいえ。さっき来たところですよ。」

スノーホワイトが敬語を使っているということはスノーホワイトより先輩の魔法少女だろうか。

「あ、こま兎さん。はじめまして。シスターナナです。」

「あ、どうも。こま兎です。」

「うさ耳可愛いですねぇ~。」

あ、そうだ。僕はうさ耳がついているのだ。

最近誰にも言われないから気づかなかった。

まぁ、自分で言うのはなんだけど可愛いと思う。

「そうですか。ありがとうございます。」

敢えて僕は否定をしなかった。

「今日は宝探しをしたいと思います。何故やろうと思ったかというと前回の豆まき大会にも参加できなくてこま兎さんとの交流が全くなかったので宝探しを通してちょっとでもなかが深まるといいかなぁと思いまして。でも二人だと気まずくなるかもしれないのでスノーホワイトを呼びました。二人は仲がいいと聞いていたので。」

そういい、「今日は来てくれてありがとうございます」と言ってお辞儀をした。

「それでどこで宝探しをするのですか?」

「あぁ。実は昨日トップスピードさんに会いまして、そこでこの駅の何処かにタカラがあると来たのですよ。」

「あぁ。それで宝探しなのですね。」

スノーホワイトは納得したといった感じでそういった。

「では早速探しましょう。」

僕は内心一人で探したほうが効率いいとは思ったけど、その発言によって仲が悪くなるかもしれないので辞めておいた。

僕たちはその後、ベンチの下、トイレの中、駐輪場なとを探したが見つからなかった。

僕はほんとにあるのかとそろそろ思ってきた。

「ありませんねぇ。」

シスターナナが小声で呟いた。

そうして諦めようと最初集まった場所に帰ってきたら

「この箱何…?」

そこには小さなプレゼントBOXみたいなものがあった。

「これってもしかして宝箱!?」

シスターナナは驚嘆していた。

実はいうと僕も大変驚いた。

「開けますよ。」

シスターナナがそう言い「えいっ!」と宝箱?を開けた。

そして中を除いたら3っつのぬいぐるみが入っていた。

一つは白い制服を着た少女のぬいぐるみ、一つは修道服を来た修道女のぬいぐるみ、一つはうさ耳を付けた少女のぬいぐるみだった。

「これは…。」

「私たちのぬいぐるみ…?」

「ですよねぇ...」

これはいったい誰が置いたのだろう。

次回謎が解ける!?

 次回

 

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